ヤクルト 畠山 パチンコ

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 暖かみの増した緩い風が吹く中、小さな芽を出したばかりの桜に見守られ、ここ、青称学園の高等部では、本日の午前中、卒業式が行われた

 親同伴での式典だったが、その後、親と共に行動する生徒は見受けられない

卒業生たちはみんな、後輩や親しい同級生との別れに涙している

……というのは他校の話しだろう

ここはエスカレーター校

皆、大学に進学すればまた同じ顔ぶれが並ぶだけだ

涙よりも、今は笑顔が溢れている

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 それでも、後輩たちからしてみたら親しい先輩たちとは一時お別れだ

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 雲一つない晴天の下、後輩たちに見送られ、寂しがられながら三年生はこの学園を後にする――

「あーあぁ、大学かぁ……

高校の方がいいよなぁ、どう考えてもさぁ……」 昇降口を出た先、【第六十五回高等部卒業式】の飾り立て看板の前で記念写真を撮ろうと卒業生たちが群がる、そこには近寄ることなく、人通りの少ない歩道で時間を潰す卒業生も少なくはない

 教室で担任から受け取った卒業証書なんて、とうに鞄に仕舞い込み、組んだ両手を頭の後ろに回して面倒臭そうにため息を吐く

そんな洋一に「そう?」と生美は首を傾げた

「大学の方が自由でいいんじゃない?」「その自由ってのが面倒だろ

所詮学校だぞ学校

なぁーんも期待なんかしちゃいねーよ」「冷めてるねぇ洋一クン」 華音はもらった花束を腕に抱いたまま鼻からため息を吐き、「はい、あげる」と、花束持ち係に任命されている相川に更にもらった花束を持たせる加奈を振り返った

「加奈ちゃぁーん、大学でなんかサークル入ろうよぉー」「面倒臭いからいらない」 真顔で即答され、華音は口を尖らせて校舎を見上げる立花に目を移した

「みんな一緒の方が、かのん、いいなぁー」「って、何オレに訴えてンだよ」 立花が目を据わらせると勝則は「プッ」と噴き出し笑った

「どうせ大学に行ったって、みんな一緒にいるんでしょうけどね」「ま、顔知れたヤツばっかやし